ksukefukushima.blog

2008/11/25

一年が経過した

福島工務店の社員になって一年が経過した。
とはいえ月の半分は東京での生活なので、実質は半年。
会社の概要が分かってきた気がするし、福島工務店がこれまで何をしてきて、何ができて、何が足りないのかが良く分かってきた。

いま、北海道の建設業界はかつてない不況に襲われている。
不況だから・・・とは思わなくて、そういうときこそチャンスだと思う。

冬の間に十分に力を蓄えておく。
次の春が楽しみでしかたない。

すでに確定している工務店の新たな窓口のこと、僕がN合同会社で企画している建築的行為と街づくりの統合アイデアのこと。
近々お知らせできると思います。



さて、今回の東京滞在、初っ端がかなりハードでした。

15日の夕方に東京に着いて、荷物をおいたらすぐさま藤井明先生の還暦祝いの集まりに参加。
僕は曲渕先生が大学を辞められたあとの半年だけ、藤井研にお世話になっていました。
建築界では有名な諸先輩方や、才能あふれる同級生や後輩等といった面々で、頼もしい集まりです。

終電を諦めるか迷ったけど、結局諦めて朝まで。
藤井先生も朝までみんなと話をしてくださっていた。


8時過ぎに解散後、先日小樽に訪れてくれたtEntの久原さんに声をかけていただいてたので、渋谷のカフェで時間をつぶしてから工房へお邪魔。
ちなみに久原さんの小樽滞在時はは半日拘束させてもらって、小樽案内+松井力さん宅訪問と、濃い時間をすごしました。

工房には田中浩也さんもいらっしゃって、僕が構想している作品の相談をしながら、最近の情報交換などなど。
その後一緒に秋葉原で昼食をとって、一時帰宅して仮眠・・・。
彼等、あっさりアルスで賞をとっちゃったんで、さすがだなぁと思いつつジェラシーを感じました・・・。

3時間ほど寝たあと、土屋一樹さんと田中浩也さんと三人で渋谷飲み。
夜、帰宅してからは死んだように眠りにつきました。

といったハードな幕開け。だけど最近は人に会うことを優先しているのでいい流れ。
上京前には、狩野美香子さんに声をかけていただき、道新の川村史子さん、NHKの高田彩子さん等とも意見交換などしました。

ただ、小樽で東京で、ここには書ききれないほどの多くの人に会っているので、中には顔を覚えきれずに失礼なことをしてしまったりもあって、なんだか自分の記憶力を疑いはじめている今日この頃です・・・。



12月には、群馬県の中之条町へ、後藤和子先生と視察?に行ってきます。
町長さんとのメールのやりとりで、何か僕が貢献できることがありそうだとわかり楽しみです。



と、人と会ってばかりで最近手を動かしていないので、もう少し時間を密にして頑張ろうと思います。
実はやるべきことはたくさんたまっているのだ・・・。

2008/11/06

冬の到来・・・ですな

小樽もついに冬に突入しました。
要するに初雪が降ったってこと。
山の方は前からチラホラ降ってたようだけど、市内にも降ってきたので本格的に冬の到来ですな。
雪虫(通称?)もいなくなったしね。

ちなみにグーグルマップの航空写真で小樽を見ると、あるスケールからは雪の景色なんだよね。
「小樽 雪あかりの路」の実行委員をやってるんだけど、僕が提案してるアイデアがこのインターフェース使ってそのまま出来るんですよね冬の景色だから。
予算つかないけど、これはやっちゃうしかないのか?って感じだ。

だけど、最近よく思うのはというか、雪あかりの路に参加した当初から体験として感じたんだけど、街づくりとかに熱心だと、キャッシュフローとの距離がどんどん開いてくあの感じ、どうにかならないかな。

あとは、本当に良いものを作っていくために、未来を考えるために、投資すべきところには投資して、しっかりとデザインされたものを生み出すってことをしなさ過ぎるところもどうにかならないかなぁと。(雪あかりの路は徐々に改革中なので、そういう動きは生まれてきています。)

中途半端に行って、せっかくの必要性の高い活動に失敗例という、悪い前例を生み出すのって非常に残念だし良くないよね。
似て非なる素晴らしい取り組みが出てきても「それ昔やってダメだったから無理」みたいになるのも、ほんと良くない。

やっぱり自分で仕掛けるしかないなと思う今日この頃。
最近は森井秀明さんという、前市長選に立候補された方をはじめとして、考え方を共感できる人達に触れ合えてるので、徐々にあったまってきている感じです。


さて、最近のこと・・・覚えてる範囲で(笑)

親しくさせてもらっている渡辺保志さん@北大CoSTEPの授業にモグリで潜入。
他の受講生に全く違和感を覚えさせず普通に受講してきました。ふっふっふ。
受講料の請求書とかこないよね?笑

「センスウェア」について重点を置いた「情報デザイン」の講義だったのだけど、何より嬉しかったのは例の「Powers of Ten」と同等の扱いで「PopulouSCAPE」を冒頭で紹介してくれたことですねぇ。
実は、川瀬さんと昔から「Powers of Ten」を猛烈に意識していて、一度韓国の展示で一昨年、二つの作品が同じカテゴリーで紹介されてこの上ない喜びを得たのだけど、今回も同じように紹介されたので、ひそかにガッツポーズしてました。
特にコメントを求められなかったのですが(あくまでモグリだったので)、作者の一人がいるなんて受講生の方々は思ってなかったんだろうなぁ。

とにもかくにも、親しい人でも講義を聴いてみるのは新しい発見もあり、とても良いことでした。


ところで、予知夢の予言で有名なブラジル人のジュセリーノ、ご存知の方って多いですかね?

彼によると、今年の9月13日に東京に地震がくるなんて予言をしていたので、実は僕ビビリまくってその日を避ける形で多少スケジュールを調整してたんですよね。
結果は皆さんご存知のように何も起きずで一安心でしたが。

で、そのジュセリーノが今日小樽で公演を行ったんですよ。

いずれここでも触れますが、小樽の隣町の余市町にて、若い人が集まれたり、アートの発信地となれるような施設を構想している工務店のお客さんがいて、その方のお誘いでした。というかその方が、ジュセリーノ北海道ツアーの小樽公演のコーディネーターだった模様。
ちょっと告知がうまくいかなかったようで、僕が以前公演した場所と同じ部屋だったので、もったいなかったなぁと・・・少し前にジュセリーノが全国放送の番組でかなりスポットあたってましたからね。

予知夢ってことで、多少オカルトな感じがあるのかな?と思いつつ、彼のプレゼンはとてもロジカルなもので、夢で見た直感的?な予言に、ある程度の裏づけをとって確認作業をしているような感じがありました。
世界のことを、人口やら温暖化、食料問題やコレラなどなど、様々な角度から、ご自身の予言(予知夢)と照らし合わせて、発信を続けているようです。

ん、世界?人口?・・・そうです、PopulouSCAPEです。
ってことで、公演後に彼の著書を購入するともれなく付いてくる、握手+サインの時間に目をつけて、PopulouSCAPEの話を切り出し、ブラジルにDVDを送りたい旨を伝えたところ、連絡先を教えてもらえました。

PopulouSCAPEは常に営業してて、まぁ自腹なんですけど、かなりの数を配ったような・・・。
是非、人口オタクで地図オタクだという(wikipediaより)徳永秀明に渡したいところですね。
そしてBlu-rayバージョンを発売してPopulouSCAPEⅢは完といった感じかなと。


また長くなってますが、移動してる日々だとほんと色々あるんですよね。
速度が上がっていく感じで、ついていくので精一杯、やることありまくりな感じで。
この駆け抜けてる感じ、スロースターターの僕にはいい感じではあるけど。

それもこれも一人で色々やってきたのが一つの原因なので、少しずつ組織を作ることを考えなければと思ってます。
もちろん今日(6日)、横浜でメダリストとかと一緒に横浜文化賞をもらってる岡部とももう少し、自分たちのためだったり、下の世代のことだったり考えた取り組みをしていかないとなと思います。

N合同会社で出来ることも、なんとなく現実的なラインで見え始めてきたしね。
ただ、お金がかかるね何か立ち上げるときには・・・。

工務店の方は、業界自体がかなり冷え込んで厳しい状況だけど、企画いくつかためこんでるんで、この冬に形にする予定。


よし、返してないメールに返信だーー。