ksukefukushima.blog

2008/03/02

MacBookProのHDD容量アップ(該当する人だけのために・・・)

長い上にあまり関係の無い人が多いだろう記事なのでご注意ください笑
同じ境遇で困っている人のためにと・・・。




Intel Core 2 DuoでLeopardの17インチ(Full HD仕様)Mac Book Proを使っています。
購入時のHDD容量が120Gで、メモリが2Gでした。

とりあえずメモリがいまとても安いので2Gx2=4Gに増やしました。
なんと一万円いかないんですね。うーんお買い得。

Boot camp、FAT32にてWindowsXPを使ってました。
VMwareを購入して、OSX上でもWindowsXPを使ってました。

で、使ってるとやっぱりFAT32は便利なのだけど、4G超のファイルを扱えないってのと、どうやらこのフォーマットはOSを入れるには不安定だなっていうのがひっかかっていて、あとHDDが120Gだと、映像の仕事している僕にとっては常に外付けHDDを持ち歩かないといけないっていう理由で、HDD交換+NTFSでのWindows使用に変更しようと思いました。

これが簡単に出来ると思っていたら中々大変だったので、同じ境遇の人もいるかと思うので下記にまとめてみようと思います。


HDD交換に伴う・・・
OSXの復元+Bootcamp上Windowsの復元(現状のFATからNTFSへ)


1.Time Machineにてバックアップ
外付けHDDを使ってTime MachineにてMacintosh HDのバックアップをしていました。
ただ、これではBoot camp上のWindowsはバックアップできない。つまり移項ができない・・・。

2.Wincloneを使ってBoot camp上のWindowsXPをバックアップ
コピーキャットx4とか、有料のものにはちょっと手が出なかったので、下記ページを参考にしてWincloneというソフトを使ってBoot camp上のWindowsのバックアップを試みました。
・・・が、NTFSフォーマットじゃないとバックアップがとれないことが判明。

3.convertコマンドによるFAT32→NTFS変換
コレに関しては色々と記述が見つかりますが、超シンプルに「ファイル名を指定して実行」から次のコマンドを打ち込みました。
Convert C: /FS:NTFS
元のファイル構成そのままで、再起動後にFAT32からNTFSにフォーマットが変換される。案外簡単。
これで、Boot camp上のWindowsのバックアップがとれるようになる。
この時点でVMware上で設定していたWindowsXPは読み込めなくなる。
まぁあとで設定しなおすから問題なし。

4.今度こそWincloneにてBoot camp上のWindowsXPをバックアップ
このページに従って、.wincloneという拡張子のWindowsXPのイメージファイルを作成し、Time Machine用の外付けHDDに保存。

以上でバックアップは完了。

5.HDD交換
下記ページを見ながらやれば特に難しいことはないのだけど、星型のドライバーがないと駄目です。
僕は秋葉館にて購入しましたよー。
例えばこんなの

6.新装HDDのフォーマット
HDDを交換したら、OSXのインストールディスクを用意して、起動時に「C」キーを押しながらCD起動します。
その後新しいHDDで単一パーテーションを作成するのだけど、ここで名前を「Macintosh HD」に設定し、フォーマットを「Mac OS拡張(ジャーナリング)」に。
ここで要注意なのが、オプションから「GUIDパーテーション」にすること。デフォルトではこれになっていないので変更する。
これ忘れるとBoot campアシスタントでパーテーションを作成できません。つまりWindowsを入れられなくなる。

7.Time Machineを利用したOSXシステムの復元
上記のようにHDDのフォーマットを間違わずに行った後に、「ユーティリティ」の「バックアップからシステムを復元」を選択し、Time Machineの外付けHDDをつないで最新の状態を選択。
なぜか復元先のHDDがうまく認識しないことがあるけど、いったりきたり色々やってると問題なく認識するので(これに関してはなぜか分からない)、目的の新装HDDを選択。
Time MachineからのデータコピーによりOSXの復元がはじまる。

8.Boot campアシスタントを利用してパーテーション作成→WincloneによるWindowsの復元
OSXが無事に再現され、ここからは再びさきほどのページに従っていけば大丈夫です。
念のため書くと、一度Boot camp用パーテーションを作成して終了して、Wincloneを利用してバックアップイメージを復元。


長くなりましたがこれで、Boot campごと、Macを移項できました。
Windowsボリュームの名前変更ができなくて「Untitled」になってるのがなんとかならんかなと思いつつ、とりあえずそれは気にしない方向で笑
あれ、Macintosh HDの方もラベルとか名前とか変更できなくなってるなぁ。まぁいっか。
何年かぶりにマックを使ってるんで、色々忘れてて苦労しました・・・。


・・・VMware Fusionが起動しなくなっていることは色々記事を参照しましたが、あれこれ試しても上手くいかず・・・。
もう最初からやればどうにかなると思って、VMware Fusionのアンインストールを行い、さらにユーザーホーム→ライブラリ→Application Support→VMware Fusionのフォルダごと消してから、VMware Fusionの再インストールを行いました。
これでなんとか復活。

長かったけど、もうこれ以上移項に際しておかしなこと起きないよね?
うーん、気になる。


ところで上記、ボリューム名等に関する話は、「NTFS for Mac OS X」というソフトを入れたらなぜか直りました。
「Mac Drive」と合わせて、WindowsがNTFSボリュームでも双方向の読み書きが可能になります。