ksukefukushima.blog

2007/06/15

ARICA(2006/12/0x)

Theater Company ARICAのDVD制作の仕事をしました。もちろん随分と前(去年の12月)ですが・・・。

DVDの内容は、ARICAのメンバーがインタビュー形式で「ARICAとは?」を語っていくInterviewパートと、kawaseという演劇をフルで収めたパートの二部構成になっています。
kawaseパートはたきしまひろよしさんの方で以前の公演を撮影した素材を使っています。
担当したのはInterviewパートの映像制作+DVDオーサリング。
演劇を支えているメンバーの、舞台裏に見え隠れするザワザワした感じを映像化してみたといった作品です。
ジャケットデザインはYOUNG SOUL(津山勇+北風総貴)によるもの。

映像制作は岡部友彦と共同で、関東学院大学情報ネット・メディア工学科の海老根研究室の学生さんにお世話になりながら、締め切り三時間前にギリギリ間に合ったという仕事でした。
また、この仕事をコーディネートしてくれたBankARTと、そのスタッフの渡辺曜さんのご尽力のおかげでなんとか予定通りの納期に間に合いました。
ちょうどこの時期にPopulouSCAPEが韓国での展示に招待されていて、僕が代表で展示設営とプレゼンをしてきたといった感じだったので、締め切りが近いのにかなりバタバタしていました。
しかも二徹くらいしてやっと仕事片付いたまさにその日の夕方にBankARTスクール(これ後日紹介します)の最初の講義があったのでさらにバタバタ感が・・・。

ところでARICAのプロデューサーは、あの池田亮司のプロデュースも手がけている前田圭蔵さん。
BankARTで流れていたKOTOBUKI_PROMOTIONを見て今回のDVD制作を我々に依頼してくれた模様。
ARICAのメンバーは、パフォーマーの安藤朋子をはじめとしたとても素敵な人たちでした。
また、安藤朋子さんの旦那さんは"建築の黙示録"や"九龍城砦"で有名な写真家の宮本隆司さんで、招待いただいた公演後の打ち上げで色々と話が出来てとても嬉しかったです。
さらに舞台演劇の写真家として有名な宮内勝さんという有名写真家二人に囲まれて、良い話をたくさん聞かせてもらえました!

今回はじめてパフォーミングアートをじっくりと観賞させてもらえたのですが、やっぱり生って良いですね。
静止画→映像→インタラクティブ→ライブといった感じですかね。
特に生の存在に触れなくてもある程度情報に触れられる時代なのでこういうのってほんと貴重です。


写真はピンホールレンズでDVDを撮ってみたものです。
宮本さんの影響で安いレンズですが購入しちゃいました!